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注文住宅の打ち合わせを成功させるコツは?

注文住宅の打ち合わせを充実させることは、理想どおりの注文住宅を建てるための必須条件であるといえます。当記事では、打ち合わせの前にしておくべき準備や担当者とのコミュニケーションの重要性、そして具体的な打ち合わせ内容などについて説明しています。

注文住宅の打ち合わせの平均回数と期間・スケジュール感

平均回数と期間の目安

平均的な打ち合わせ回数は10〜15回ほど、そして期間は3~6ヵ月ほどです。まとめて行われるのではなく、家づくりの段階ごとに進められるのが一般的です。

なお、設計の自由度が高い注文住宅の場合、要望をひとつずつ確認していく流れになるため、打ち合わせの回数もおのずと多くなりがちです。こだわりたいポイントが多い場合には、その分、打ち合わせ回数も多くなります。

【段階別】打ち合わせのタイミングと内容

打ち合わせは、着工前・建築中・引渡し前の計3段階に分けることができます。それぞれの段階における打ち合わせの回数の目安と、話し合って決定する内容は、次のようになる場合が多いです。

  • 【着工前】回数:5~10
    打ち合わせ内容:予算や間取り、設備、外観のデザインなど
    ◆設計や間取り、動線、そしてデザインなどの重要な部分を大きく左右する打ち合わせです。予算をふまえて行われることもあり、打ち合わせ回数がおのずと多くなります。キッチン・バスルーム・トイレなど、住宅設備の選定のほか、外壁や屋根材、門など外観デザインにも直接影響する内容も決定します。
  • 【建築中】回数:1~5
    打ち合わせ内容:内装材や電気配線、収納スペースの位置など
    ◆壁紙素材や色味、コンセントの配置、そして収納スペースの設置場所などをはじめとする詳細な仕様について話し合います。現場で実物をチェックしながら採用するものを選定していきます。施工の進み具合をふまえ、修正点や変更点を施工会社に伝えるための機会でもあります。
  • 【引渡し前】回数:1~3
    打ち合わせ内容:最終確認および施主検査
    ◆住まいの引き渡し前に行われる主な打ち合わせ内容は、住宅の最終確認です。契約どおりに仕上げられているか、あるいは設備に不備がないか、といった点を詳細に確認していきます。引き渡し後のトラブルを防ぐための、重要な打ち合わせです。

注文住宅の打ち合わせを円滑に進めるための事前準備

家族間で要望と優先順位をすり合わせる

最初の打ち合わせの前に、家族間で注文住宅について話し合う機会を設け、家族全員がお互いの意見を尊重しつつ、それぞれの要望について「必ず実現したい」「場合によっては妥協する」など、想いの強い順に優先順位を付けておくようにしましょう。

注文住宅を建てる場合には、理想の住まいを実現したいという気持ちを強く持っている場合が多いです。しかし、理想やこだわりの全てを実現するのは難しいため、家族間で大まかな方向性をあらかじめ定めておくことで、打ち合わせがスムーズに進みやすくなるのです。

資金計画(予算上限)や完成希望時期を決めておく

初回の打ち合わせ前に、予算の上限についても設定しておく必要があります。さらに、おおよその入居タイミングなども、家族間で話し合って結論を出しておきましょう。

注文住宅の打ち合わせ内容の中で、最も重要なテーマのひとつが、予算です。最初に設定する予算に応じて設計が行われるため、話し合っているうちに費用が高くなってしまうなどの状況に陥ることを避けられます。こだわりが多ければその分費用も高くなるため、要望の強さと予算を天秤にかけて判断しておくことが大切です。

また、設計から完成、そして希望する入居タイミングに関するおおまかなスケジュールを決め、設計士と共有しておくことで、物事がスムーズに進みます。

理想のイメージ画像や不満点リストを用意する

思い描く理想の外観・内装のイメージに近い画像のリスト、そして現在暮らしている住まいについて、抱いている不満点および改善したいことをまとめたリストも作成しておきましょう。打ち合わせが始まる前に、リストをスマホで撮影して送信しておくなどして担当者と共有しておくと、打ち合わせがよりスムーズに進みます。

なお、要望をリストにする際には、要望の意図についても伝わるようにしましょう。そのまま対応するのが困難な要望であっても、代替案を出してもらいやすくなるためです。

担当者に必ず話すべきこと・初回の打ち合わせ内容

初回の打ち合わせで確認・決めること

初回の打ち合わせで決めるのは、資金計画や間取り、スケジュールなど、注文住宅をつくる上で定めておきたい大まかな方向性のみです。また、それらのテーマについて、詳細まですべて話し合わねばならない、と焦る必要もありません。

使用する壁材や床材の種類、あるいは設備の細かな仕様などは、設計が進む過程で徐々に検討していくことが可能であるためです。

担当者に必ず話すべきこと

現在の住まいに関して困っていることや不満に思っていること、そしてこれから建てる注文住宅でどのようなライフスタイルを実現したいと考えているか、といった点について詳しく説明しましょう。

担当の設計士はその情報に基づいて、どのような間取りを提供することで解決策となるかを考えつつ、より良い提案を出してくれます。自分が新居に何を求めているのかを明確にしておくことが大切です。

【実践編】注文住宅の打ち合わせを成功させるコツと注意点

打ち合わせのテーマを決め、必ず記録を残す

打ち合わせごとに、何を決めるのか、そのテーマを明確に設定しましょう。曖昧だと、途中で話がそれて、結論が出ずに打ち合わせが終わってしまうおそれがあるためです。

また、「言った言わない」のトラブルが起こらないようにするために、打ち合わせで決定したことや変更を加えた部分については、記録を残すことが大切です。ノートやアプリ、あるいはマナーとして許可をとった上で、録音しておく方法もおすすめです。

イメージは視覚(写真・サンプル)で伝える

お互いの認識が異なっている場合があるため、言葉ではなく、SNSなどの画像を積極的に使用して視覚的にイメージを説明することが大切です。 また、サンプルチェックの際には、極力大きなものを確認するのが理想です。特に、壁紙などのサンプルは、小さいものだと広がった際の印象が大きく変化する可能性があるため、注意が必要です。

プロの意見を聞き、疑問は遠慮せずに質問する

担当の設計士の意見やこちらの要望に関するデメリットの指摘を、一旦は受け入れましょう。そのうえで、疑問点や不安に感じていることがあれば、ためらわずに質問してみる姿勢が重要です。

あいまいな部分が残ってしまうと、それが後に大きなトラブルを起こす原因になり得るためです。また、設計士も、積極的に質問してくれるほうが、注文者が懸念していることを理解しやすくなります。

小さい子どもがいる場合の対策

打ち合わせには時間がかかることが多いです。長時間になる場合、小さい子どもが不機嫌になってしまう可能性も。そのため、打ち合わせに子どもを連れて行く際には、保育スタッフやキッズスペース、授乳室などの有無についてあらかじめ確認しておくようにしましょう。

まとめ

注文住宅を建てる際の打ち合わせは、思い描く理想の家を実現するための最も重要なプロセスです。後悔することのないよう、充分なコミュニケーションを取りつつ、納得がいくまで打ち合わせを重ねるようにしましょう。焦りは禁物です。また、打ち合わせをスムーズに進めるために、事前の準備をていねいに行うことも大切です。

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