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千葉で台風に強い家を建てるには

千葉でマイホームを建てるなら、台風による強風や浸水への備えも考えておくことがポイントです。屋根や窓、構造、土地選びなど、台風に強い家づくりの基本を確認しましょう。

千葉県で家を建てるなら台風対策も必要?

千葉県では、2019年の令和元年房総半島台風により、強風や浸水、停電、断水などの大きな被害が発生しました。2024年の台風7号接近時にも、県内各地で避難所が設置され、多くの人が避難しています。台風に備えた家づくりは建築費用が増える場合もありますが、千葉で長く安心して暮らすためには、強風や浸水への対策を設計段階から考えておくことが大切です。

参照元:千葉県 じぶん防災|令和元年房総半島台風/(https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/jibun/chishiki/r1-15gou.html

参照元:毎日新聞|台風7号接近の千葉 50市町村に避難所設置、1800人超が避難 |2024年8月16日(https://mainichi.jp/articles/20240816/k00/00m/040/223000c

台風に強い家の特徴は?

陸屋根や防災瓦を使用

屋根は台風時に強い風を受けやすく、形状や屋根材の選び方が被害の抑制につながります。陸屋根はフラットな形状のため風の影響を受けにくく、屋根材が飛ばされるリスクを抑えやすい点が特徴です。

また、瓦を使う場合は、固定力を高めた防災瓦を選ぶことで、強風時の飛散対策になります。ガルバリウム鋼板のように軽量で耐久性のある屋根材も選択肢の一つです。屋根の劣化や固定不足は被害につながりやすいため、施工方法や将来のメンテナンス性も確認しておくと安心です。

千葉で家を建てる際は、デザインだけでなく、風圧を受け流しやすい屋根形状と屋根材を検討しましょう。

住宅の形状がシンプル

台風に強い家の特徴として、形状がシンプルであることが挙げられます。凹凸の多い形状は風の力を受ける部分が増えやすく、外壁や屋根まわりに負担がかかる場合があります。

一方、四角形に近い住宅は風の影響を分散しやすく、損傷リスクを抑えやすい点が特徴です。また、軒の出を短めにすることで、強風による破損や飛散の対策にもつながります。

外壁材は、耐衝撃性のあるモルタル壁や、防水性・耐久性に優れた窯業系サイディング、軽量な金属サイディングなどを比較し、立地や予算に合わせて選びましょう。

強化ガラス・防犯ガラスの利用

台風時は、強風だけでなく飛来物による窓ガラスの破損にも注意が必要です。窓まわりの被害を抑えるには、一般的なガラスではなく、割れにくさに配慮した強化ガラスや防犯ガラスを検討するとよいでしょう。ガラスが割れた場合の破片の飛散を抑えるため、飛散防止フィルムを貼る方法もあります。

また、雨戸やシャッターを設置しておくと、飛来物が直接ガラスに当たるリスクを軽減できます。風の影響を受けやすい場所では、窓の配置やサッシの耐風圧性能も確認したいポイントです。海沿いや高台など、風を受けやすい立地では、建築会社に地域の風環境を踏まえた仕様を相談しましょう。

千葉で新築住宅を建てる際は、採光やデザインだけでなく、台風時の安全性も踏まえて窓を設計しましょう。

基礎を高くして浸水を防ぐ

台風に伴う大雨や高潮への備えとしては、建物の基礎を高くする方法があります。高基礎にすることで、地面から床までの高さを確保し、浸水時に居住スペースへ水が入り込むリスクを抑えやすくなります。沿岸部や低地など、浸水リスクが気になるエリアでは、1階部分を駐車場にし、リビングや寝室を2階以上に配置する設計も選択肢です。

また、建物まわりの排水計画や側溝の整備、防水性に配慮した外壁材の選定もあわせて検討しましょう。ベタ基礎や杭基礎など、地盤や建物に合う基礎の種類を選ぶことも重要です。

千葉で土地を選ぶ際は、ハザードマップを確認し、浸水想定に応じた基礎の高さや間取りを建築会社へ相談することが大切です。

台風対策のため耐風等級の高い家にするべき?

台風対策を重視するなら、耐風等級の確認も大切です。耐風等級は、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の一つで、建物が風圧に対してどの程度耐えられるかを示します。等級1は建築基準法で求められる水準、等級2は等級1の1.2倍の風圧力に耐えられる水準とされています。なお、品確法に基づく評価制度で定められているのは等級2までであり、等級3相当といった表現は各社独自の基準として扱われる場合があります。

千葉県は台風による強風被害を受けることがあるため、海沿いや高台、周囲に風を遮る建物が少ない土地で新築する場合は、耐風等級2を目安に検討するとよいでしょう。ただし、耐風等級を高くするには、構造計算や屋根・外壁・接合部の補強が必要になり、建築費用が上がる可能性があります。性能を高めるほど安心材料は増えますが、予算とのバランスも重要です。間取りや屋根形状によっても必要な補強は変わるため、土地の条件や家族の暮らし方を踏まえ、建築会社に必要な耐風性能を相談しましょう。

参照元:国土交通省|「住宅の品質確保の促進等に関する法律」のポイント(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/070628pamphlet-law-point.pdf

引用元:評価協会|平成19年度 建設住宅性能 評価書(新築)データ (共同住宅等)(https://www.hyoukakyoukai.or.jp/kokai/h19/kyodo_1-4.html

台風に強い家を建てるなら鉄筋コンクリート造がいい?

台風に強い家を考えると、鉄筋コンクリート造を思い浮かべる方もいるでしょう。鉄筋コンクリート造は耐久性や耐風性に優れていますが、必ずしも唯一の選択肢ではありません。重量鉄骨造や軽量鉄骨造は、柱や梁に鋼材を使い、風圧を受けた際にしなりながら力を逃がす特徴があります。工場で部材を生産するため品質が安定しやすく、大空間を確保しやすい点もメリットです。ただし、海沿いではサビ対策も確認しておきたいポイントです。

また、近年の木造住宅も、ツーバイフォー工法やモノコック構造のように、壁・床・天井を一体化して風の力を分散する工法があります。木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べてコストを抑えやすく、断熱性を高めやすい点も魅力です。大切なのは構造種別だけで判断するのではなく、耐風設計や施工品質、土地の条件に合った工法を選ぶことです。予算や間取りの希望も踏まえ、複数の構造を比較しましょう。

新築住宅を建てる際のポイント

土地のハザードマップを確認する

台風に強い家を建てるには、建物の性能だけでなく土地選びも重要です。低地や河川の近く、海沿いのエリアでは、大雨や高潮による浸水リスクが高まる場合があります。家を建てる前に、自治体などが公開しているハザードマップを確認し、浸水想定区域や土砂災害警戒区域、過去の被害状況を把握しておきましょう。

リスクがある土地では、高基礎にする、居住空間を2階以上に配置する、排水計画を見直すなどの対策が必要です。千葉で長く暮らす住まいを考えるなら、価格や駅距離だけでなく、災害リスクも含めて土地を比較しましょう。

設計から風の影響を抑えるようにする

台風時の強風による負担を減らすには、間取りや設計の段階から風の流れを意識することが大切です。凹凸の少ないシンプルな外観は、風の力を分散しやすく、屋根や外壁への負担を抑えやすい形状です。玄関や窓の位置も、風が強く当たりやすい方向を避けたり、風が抜けやすい配置にしたりすることで、建物への影響を軽減できます。

また、耐風ドアや強化ガラス窓、シャッターなどを組み合わせると、飛来物による被害対策にもつながります。千葉で家を建てる際は、見た目や採光だけでなく、風の通り道も踏まえて設計を相談しましょう。

定期的なメンテナンスを行う

台風に強い家を建てても、屋根や外壁、窓まわりが劣化したままでは本来の性能を発揮しにくくなります。特に屋根の棟板金の浮きやひび割れ、瓦のズレ、外壁のひび割れ、コーキングの劣化は、強風や大雨による被害につながりやすい部分です。台風シーズン前には、屋根・外壁・雨戸・シャッターが正常な状態か確認し、必要に応じて早めに補修しましょう。

また、雨樋や排水溝に落ち葉やゴミがたまっていると、雨水が流れにくくなり、浸水や外壁まわりの劣化を招く場合があります。庭木や外構まわりの固定状況も確認し、飛ばされやすい物は事前に片付けておきましょう。新築時の対策のほか、定期点検と清掃を続けることが、住まいの耐風性や防水性を保つうえで大切です。

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